爪の色はどんな色?
健康な爪は、ツヤがあり、透明感のある淡いピンク色をしています。
私たちが普段、爪と呼んでいる爪甲(そうこう)の下にはたくさんの毛細血管がはりめぐらされているので、
この血液の流れが正常であれば、爪は美しいピンク色に見えます。
もし貧血などがあれば、このピンク色は薄くなり、白っぽい爪の色になります。
また、血液中の酸素が不足すると、爪は赤紫色になってきます。
黄色っぽい場合は、除光液の使いすぎによる変色や濃い色のポリッシュをつけたことによる
色素沈着などが考えられます。濃い色のポリッシュをつける場合は、必ずベースコートをつけましょう。
また、爪白癬(爪の水虫)や緑膿菌に感染するなど爪全体のトラブルによって色が変わる場合もあります。
体調のよいときの自分の爪の色を知っておけば、変化があったとき皮膚科や内科を受診する目安になります。
形は?すじは?
爪の形状をチェックしてみましょう。爪を横から見てください。
健康な爪はなだらかなカーブを描いています。反対に爪甲がへこんで
スプーン状に反り返っているスプーン爪になっている場合は、鉄欠乏症貧血の可能性が考えられます。
レバーやほうれん草など鉄分が多く含まれる食品を多めに取るようにしましょう。
両親や家族が同じような形状なら、遺伝の可能性もあります。
爪の先端が薄く、はがれるくらいもろくなっている状態を二枚爪と呼びます。
爪は3層から構成されていますが、その層がはがれてしまった状態です。
貧血、血行不良、乾燥などが原因と考えられます。鉄分などをとるようにするとともに、
爪に適度な油分が保たれていない状態のときにおこりやすいので、
ハンドクリームなどでマッサージをし、指先に油分を補うと良いでしょう。
爪の長さを整える時には爪きりではなく、やすりを使うとおこりにくくなります。
爪にすじが入っている場合、縦のすじは加齢によるものです。爪も皮膚と同じように、年齢を重ねることで
シワが入るのです。心配はありませんが、気になる場合は爪の表面の凸凹を滑らかにするバッファー等の道具を使って軽く磨くと目立たなくなります。
横溝のようなすじができている場合は、この部分の爪が、
爪母、(爪を作るところで、皮膚で隠れている部分)で作られていた頃に
栄養不足、体調不良、ストレスなどが原因で、一時的に成長が抑制された可能性があります。
洗剤などの化学薬品による刺激でも起こります。
爪は一日に平均0.08〜0.12ミリ伸びるそうなどで、
横筋が爪の根本からどれくらいの位置にあるかで逆算すると、
爪が刺激を受けた時期の見当がつきます。
爪の表面に白い点状のものがある場合は、爪の根本の部分を強く打ったり、
指をドアではさむといった刺激を受けた可能性があります。爪が生え替わると自然になくなります。
爪の根本部分にある三日月の形をしたところは爪半月(そうはんげつ)と呼ばれます。
この三日月がなくなると不健康という説がありますが、実際には体調とほとんど関係が無いそうです。
この爪半月は、できたての爪があるところで、
普通の爪より水分が多く含まれるために乳白色に見えます。
三日月がなくなっている場合は、水分が少ない状態なので、
爪の根本を中心に油分と水分を補うケアをすることで、
いずれ、はっきりとした三日月が復活するでしょう。
爪を作る爪母を健康に